ご挨拶
2018年10月に浅草は田原町駅近隣で開業いたしました、東京慈恵会医科大学卒業の阪口真之(しんじ)と申します。奈良県で生まれ10歳まで過ごした後は、人生の大部分をここ台東区浅草で過ごしてまいりました。
これまで様々な病院で内科一般診療に携わりながら、呼吸器診療を専門とし、喘息・COPD(タバコ肺)・肺炎・肺癌などで咳、息切れ、痛みに苦しむ方々に向き合い、診療にあたっておりました。
二度目の厄年を迎える頃から、自分の人生のセカンドステージをどこで迎え、発揮すべきかを考えるようになり、家族・友人・地元の方々からの支え・応援もあり、44歳を迎える2018年に独立・開業する決意をいたしました。
台東区は23区有数の高齢者居住地区でありながら、地域産業・個人商店も盛業で、たくさんの高齢者の方が生き生きと働いている地区であります。そして浅草には、三社祭・鳥越祭を始めとするたくさんの祭り、隅田川花火大会・サンバカーニバル・酉の市などの華やかなイベントも多く、区民の生活の中に深く入り込んでいます。
永寿総合病院という台東区の中核病院で7年以上勤務した経験を活かして、これからは地域の風習を大切にしながら生活している方々が、充実した健康寿命を延ばせるよう貢献したいと思います。
これは自分ががん患者さんを多く診るようになってから、自然と心がけるようにしていたことです。実際同じ抗がん剤治療を受けていても、常に笑顔で前向きに挑んでいる方は、期待以上の効果が出ることもあります。決して医学的根拠があるわけではないですが、お笑い好きの自分としては、自分の患者さんには常に笑顔とはいかないまでも、1日のどこかで必ず笑顔、バカ笑いする瞬間が訪れるよう、皆さまと接することを心がけたいと思います。
クリニックのコンセプト
1. 来ただけで元気になれる、そんなクリニックに
これまで専門外来をやっていると "今日は調子悪いから来週にずらしてほしい" なんて連絡が意外と入ります。
調子悪いから来ない? いえいえ、調子悪いからこそ元気になれるよう、なるべくクリニックに来ていただきたいと思います。
病気に直接関係なくても話を聞いてもらうだけで、悩みが晴れて元気に帰る方もたくさんいらっしゃいます。
たとえ車いすでほとんど外出できなくなった方でも、"先生に会える外来の日は、朝からおめかしして、母はほんとうれしそうなんです。"
今でも忘れられない言葉です。
2. わかりやすく説明し、理解・納得して帰っていただく
病状説明の際、専門用語が多くて途中から内容についていけなかった、そんな経験はありませんか。
私の外来はご高齢、耳の遠い方が比較的多くなりますので、必然的にゆっくり大きな声の説明になりますが、それでもきちんと相手が頷いて理解されているのを確認して話を続けます。(結果必然的に私の外来は待ち時間が長くなってしまうこともございます。何卒ご理解ください。)
3. あいさつ・気配り・おもてなし精神
これは当たり前のようで、終始維持するというのはとても難しいことだと思います。
正しい治療を行っても病気で弱っているときには、患者さんは何気ない一言で気分を害したりしてしまうようです。
スタッフ教育はもちろんのこと、私自身が率先して実践し、おもてなし精神あふれる居心地のいいクリニックを作っていきたいと思います。
昨今様々な分野でAI(人工知能)が活躍するようになり、近い将来医学業界でもいくつかの科、分野はAIに取って代わられるかも、なんて話もあります。
ただそれは今挙げたコンセプトを実践できているクリニックでは心配ない、と考えます。
時代と逆行するようですが、浅草ならではの人情味あふれるクリニックを感じていただければと思います。
裏コンセプト)
はこちら
略歴
- 平成5年
- 私立巣鴨高校卒業
- 平成11年
- 東京慈恵会医科大学医学部卒業
- 平成12年
- 東京慈恵会医科大学付属病院 内科研修開始
- 平成15年
- 東京逓信病院 勤務
- 平成16年
- 静岡県富士市立中央病院 勤務
- 平成17年
- 東京慈恵会医科大学付属第三病院 勤務
- 平成19年
- 東邦大学医療センター大森病院 勤務
- 平成23年
- 永寿総合病院 勤務
- 平成30年
- 10月 あさくさ田原町内科クリニック 開設
所属学会・資格
- 日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本医師会認定産業医
- 日本禁煙学会 禁煙認定指導医
- 日本アレルギー学会 会員
- 日本緩和医療学会 会員
趣味
- youtube芸人ライブ鑑賞
- 韓流ドラマ漁り(主にNetflix)
- 漫画集め
- 眼鏡集め
- ゴルフ(たまに100を切れるようになりました!)
- 映画鑑賞
苦手なもの
- マラソン
- (奈良県生まれなのに)奈良漬