東京メトロ銀座線田原町駅より徒歩30
都営バス「浅草寿町」停留所前
いい肺03-3841-1181

糖尿病

糖尿病について

糖尿病についてのイメージ写真

糖尿病は、インスリンというホルモンが十分に働かないために、血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が高い状態が慢性的に続いてしまう病気です。インスリンは、膵臓から分泌され、血糖値を一定の範囲に保つ重要な役割を担っています。血糖値が高い状態が何年も放置されると、全身の血管が傷つき、将来的に様々な重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

糖尿病の種類

大きく分けて以下の2種類があります。

1型糖尿病
自己免疫疾患などにより、インスリンを分泌する膵臓の細胞が破壊され、インスリンの量が絶対的に不足することで発症します。子供や若い人に多く見られます。
2型糖尿病
遺伝的要因に加え、過食、運動不足、肥満などの生活習慣が原因で、インスリンの分泌量が減少したり、インスリンが効きにくくなったりすることで発症します。日本人の糖尿病の95%以上がこのタイプです。

症状

初期の段階では自覚症状がほとんどないことが多いです。血糖値がかなり高くなると、以下のような症状が現れることがあります。

症状についてのイメージ写真
  • のどが渇く、水をよく飲む(多飲)
  • 尿の回数が増える(多尿)
  • 体重が減る
  • ストレス
  • 疲れやすい、だるい
  • 手足のしびれ、目がかすむ、傷が治りにくい

糖尿病三大合併症

糖尿病網膜症

進行すると失明に至る可能性もあります。

糖尿病腎症

進行すると腎不全になり、人工透析が必要になることもあります。

動脈硬化性疾患

手足のしびれ、感覚の鈍化、自律神経の不調などを引き起こします。

予防・改善方法

食事療法

糖質や脂質の過剰摂取を避け、バランスの取れた食事を心がけましょう。食物繊維を多く摂り、ゆっくり食べることも大切です。

運動療法

食事療法のイメージ写真

ウォーキングなどの有酸素運動を継続的に行いましょう。運動はインスリンの働きを改善し、血糖値を下げる効果があります。

体重管理

適正体重(BMI25未満)の維持が重要です。特に肥満はインスリン抵抗性を高める大きな要
因となります。

生活習慣の改善

禁煙、適度な飲酒、十分な睡眠、ストレス管理も大切です。

治療法

食事療法、運動療法といった非薬物療法が基本となります。これだけでは血糖コントロール
が不十分な場合は、薬物療法(経口血糖降下薬やインスリン注射など)が併用されます。
一度発症すると完治は難しい病気のため、一生を通じて血糖コントロールを継続することが
大切です。

今日からできること

  • 血糖値を急激に上げないよう、食事の内容や量、食べ方に気を配る。
  • 毎日体を動かす習慣を取り入れる。
  • 定期的に健康診断を受け、血糖値やHbA1cの数値をチェックする。
  • 気になる症状がある場合や、健康診断で異常を指摘された場合は、早めに医師に相談する。
あさくさ田原町内科クリニック
院長名
阪口 真之
診療内容
呼吸器内科・内科・アレルギー科
住所
〒111-0042
東京都台東区寿2-10-11 MS田原町ビル2F
アクセス
東京メトロ銀座線田原町駅より徒歩30
都営バス「浅草寿町」(上野松坂屋前方面)停留所より徒歩30秒
≫ 乗り入れ路線はこちら
電話番号
03-3841-1181
FAX
03-3841-1182
紹介する
診療時間
患者様の数によっては診療時間終了前に受付を締め切る場合もございます。
休診日:水曜・土曜午後・日曜・祝日
  日祝
9:30~12:30
15:00~18:00
このページの上へ
03-3841-1181
ネット予約